御利益を頂く事が御用として頂ける信心 (2022-10-03)

 今日も和賀心学 (2022-10-03)

 - より良い暮らしと心の成長を求めて -

今朝は一寸変わった事を頂いた。それは詭弁だと言われかねない内容だ。例えばおかげを頂く、教会が発展する、いわゆる御ヒレイを頂く、錦の着物を身に着ける、金殿玉楼に住まわせて頂く、それら一切が御用だと。いわゆる御利益を頂くのも、教会が発展するのも、その頂く事を御用として頂いて行けと。

ご覧頂き有り難うございます。

（和賀心教典 60頁）

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合掌

中原博信

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御神訓

今より何事にも方位は忌まず

わが教えの昔に帰れよ

金光教を真の宗教である

と世に宣言されたような御教えである

人間のつくった、

自然に墨金（尺）をあてたような迷信を打破せよとの御神意である

迷信を打破せよと、今朝頂きます事は、

迷信を打破すると言う様な事ではないかもしれませんけれども、

少なくとも今までの私の考え方からすると、

画期的な事を教えて頂いた様に思います、

寧ろ、それは詭弁だ、

と言われそうな感じも致します

私どもおかげを頂きたいとおかげを願います、

これは大抵は我情我欲からの願いが多いですね

やっぱり教会として発展する事を願います、

御ヒレイを頂きたいと思います、

それこそ金殿玉楼の様な家にも住んでみたいと思います、

そしてまた錦の着物を着てみたい、美味しい食べ物を食べてみたい、

百味飲食と言われる様なものでも頂いてみたい、

と言った様な私どもの願いが有ります

それらはどちらかと言うと我情我欲から出る所の願い

と言うものが多い様な感じが致しますね、

しかもそれがそう言うおかげを頂くと言う事が、それは

ややもすると我情我欲のおかげと言う事になるのかもしれませんね、

しかしそれが今日頂きますのは、今朝頂きますのは、

例えて言えば、おかげを頂く、

例えば金殿玉楼の様な家に住まわせて頂く、

それがその事を願って、言わばその事を我情我欲で願って、

そう言うおかげを頂くと言うのではなく、

その例えば美味しいものを頂く、あるいは錦の着物を着させて頂く、

それを御用としてさせて頂け、

また御用としておかげを頂いて行け、

と言う事なのですね

人が助かる、この人が助かると言う事においても、

微妙な所が有りますね、心にはその裏かもしれませんね

人の助かり、

勿論これは神様が願われる事ですから、

人が助かるお役に立つ、と言う事は、

人が助かると言う事は御用な訳ですね、

御用としての人の助かり、

と同時にまたそれが、単なる御用としての人の助かりではなく、

私どもの願いとしての人の助かり、

言わば人が助かると言う事を私どもの願いとする、

と言う心に育って行かねばならない訳ですね、

ところが例えば教会が発展すると言う事であったり、

その何と言いましょうかね、

やっぱり金殿玉楼の家に住ませて頂くと言う様な事になると、

これは私が願って居る、私がそうしたい、

いわゆる我情我欲の願い、

と言った様なニュアンスが強くなりますね、

これがそうではなく、御用としての、言わば教会の御ヒレイが頂く、

御ヒレイを頂くと言う事が御用だと、言う訳ですね、

例えば自動車なら自動車でも、それこそ良い車に乗せて頂く、

それが御用だと言う訳ですね

100万円の車から、200万円の車に替わった、

それが普通の世界では、自分が望んで、

100万から、200万の車になった、

と言う事かもしれませんけれども、

これからはそれこそ 100万の車が 200万の車に替わる、

それが御用だと言う訳ですね、

言わばおかげを頂くと言う事が、

御用でおかげを頂いて行く

その言わば、おかげを頂くと言う事が御用だと、

神様のお役に立つ事になるのだと、その事がですね

おかげを頂くと言う事が、神様のお役に立つと言う事なのだと、

少し従来のおかげを頂くと言う事とニュアンスが違って来ますね

例えばお金持ちになるでも、

自分がお金持ちになりたい、お金持ちになるおかげを頂きたい、

と願って、お金持ちになる、と言うのも有りましょうが、

そうではない、

これからはお金持ちになると言うそれが御用なのだと、

お金持ちになると言う事が御用だと、

神様のお役に立つと言う事になるのだと、言う事なのですね

ですからその教会が発展する、御ヒレイを頂く、

良い家に住まわせて頂く、

また会社で言えば地位が上がる、位が上がると言う事でしょうか、

そう言ういわゆるおかげを頂くと言う事が、

それが頂く事自体が御用なのだと、言う事ですね、

そう言う世界も有ると言う事ですね、

そしてまたこれからはそう言う世界に入って行け、

と言う事かもしれませんね

御用としておかげを頂いて行く、

それこそ何と言いましょうかね、

ただ私どもがそれこそ贅沢な、

と思う様な事が有るのかもしれません、

しかしそれが、私どもの心から願ったものではない、

神様が授けて下さるもの、

それが例え贅沢なと思える様なものでも、

それを御用として身に着けて行く、

御用として頂いて行く、

頂いて行けと言う事でもあろうと思いますね

御ヒレイを頂くと言う事が、

御用としての御ヒレイが輝くと言う事、だと言う事ですね、

不思議な世界と言えば、不思議な世界ですね

詭弁と言われてしまえば、

そう取られても仕方のない様な世界ですけれども、

そう言う世界が有ると言う事でしょうね

頂きたいから頂くおかげではない、

御用として頂いて行くおかげだと、一切だと言う事になりますね

どうぞよろしくお願いいたします

ありがとうございます