今日も和賀心学 (2022-11-07)
- より良い暮らしと心の成長を求めて -
大切にすると言う。親を、家族を、友達を、人を、食物を、お金を、物を等など色々有る。信心させて頂く者は中でも神様を大切にさせて頂く、この御道では天地金乃神様を。先ず神様を大切にさせて頂く事が第一の根底である。その神様の御心の現れである成行きを大切にする事が神様を大切にすることになる。
ご覧頂き有り難うございます。
(和賀心教典 126頁)
ビデオ: https://youtu.be/azHH87Zk8aA
音声のみ(データ節約): https://www.gorikai.wagakokoronet.org/nakahara-gorikai/audio/2022-audio/11-audio/Wagakokology_Labo-jp-2022-11-07.mp3
合掌
中原博信
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御神訓
障子一重がままならぬ人の身ぞ
なんと悲しい迄の表現である
然しこの事を悲しい迄に感じとった時、
すがらずにおれぬ、任せる外なしの心が開ける
初めて真の信心の第一歩
といえるのではなかろうか
縋らずにはおれぬ、任せる他なし、
何に縋り、何に任せるのかと言う事になりますね、
それは昨日頂きます、成行きに縋り、
成行きに任せる、と言う事に尽きると思いますね、
では何故成行きなのか、
と言う事になるのでしょうけれども、
師匠大坪総一郎師の信心の母体となるもの、
それは成行きを大切にすると言う事ですね
これは師匠の表現で成行きと表現しておられますが、
その前には事柄、私の身の上に起きて来る事柄、
それを御事柄、神様の御働き、神様が私どもに下さる事柄、
御事柄とも表現して居られますね、
教祖様はおそらく、神の差し向けと言う表現が有る様ですが、
その教祖様は、神の差し向け、と表現されたものだと思いますね、
師匠は神様の御働き、御事柄だと、それが成行きだと、
そう表現して居られますね、
その成行きを大切にする、と言うその元の、
何と言いましょうかね、いわゆる根になる部分、
何故成行きを大切にするのか、
と言う事がやはり私どもの中に、
お腹の中に入って居りませんと、
成行きが大切に尊ぶ事が出来ませんね、
よく何々を大切にしなさいとか、ものを大切にしなさいとか、
お金を大切にしなさいとか色々言われますね、
その中でもやはり親を大切にする、親孝行ですね、
その親を大切にしなさい、と言う様な事を言われます、
その親を大切にする、そしてまた信心をさせて頂く者として、
それは神様を大切にする、と言う事だと思いますね、
先ず私どもの生活の中に、根底に神様を大切にする、
と言う事がやはりなからねばならないと思いますね、
人を大切にする、友達を大切にする、
物や、お金を大切にする、
その大切にする、大切にしなければならないものの一つ、
それが神様だと言う事なのです、
言わば神様を大切にすると言う事が、
信心の根底に有ると言う事ですね、
その大切にすると言うのでも、
ただ自分に益が有るからとか、
おかげを頂かなければならないから大切にする、と言う
そこから離れた所の、無条件に大切にすると言うのでしょうかね、
親の、親を大切にする、それは親から恩を頂いて居るから大切にする、
と言う事も有りましょう、
いや、人を大切にする、
それは人から恩を頂いている、頂いていないに関わらず、
自分に利害関係が有る、無いに関わらず、
相手の人を大切にする、
そう言う心がやはり生まれて来なければ、
育って来なければなりませんね、
中でもその神様が親切にして下さるから大切にする、
神様が私どもを守って下さるから大切にする、
おかげを授けて下さるから大切にする、
と言う意味合いの大切にするではなく、
そのもう無条件に神様を大切にさせて頂くと言う心が、
やはり育たねばならないと思いますね、
そしてその神様を大切にする、
と言う事の現れ、形の上に現れたもの、
それが神様の御働きである成行きを大切にする、
あるいは神様の御心の現れである成行きを大切にする、
と言う事になるのだと思いますね
よく恩ある人を大切にすると言います、
そして恩ある人の子供さんをやはり大切にする、
それは恩ある人の子供さんだからですね、
恩ある人が頼み事をされる、その事を大切にすると言う様に、
その大切にしようとしている人の分身と言うのでしょうかね、
そう言うものとして、また大切にする、
ですから成行きを大切にすれば利益が有るから大切にする、
と言う事も勿論最初の頃は有るでしょうけれども、
そう言う事ではない、もっと純粋に
成行きは神様の御働きだから大切にする、
それは神様を大切にすると言う心根が根底に有るからですね、
そして初めて神様を大切にする、
そしてその神様の御働きである所の、
神様の御心の現れである所の成行きだから、
御事柄だから大切にすると言う事になりますね、
そして大切にすれば、
向こうからも大切にされるものですね、
こちらが相手の人をぞんざいに扱えば、
相手の人もこちらをぞんざいに扱う様になりますね、
こちらが相手の人を大切に扱っておれば、また
相手の人が私どもをまた大切に扱ってくれる様にもなるものですね、
しかしそれが、大切にしてもらいたいから大切にする、
と言うのではやはり条件が有りますから、
これは、最初は良いのかもしれませんが、
段々無くなって来なければなりませんね、
無条件に神様を大切にする、
無条件に神様の御働きである成行きを大切にする、
と言う心が育った時に、
それこそ期せずして、願わずして、
成行きの方が、神様の方が私どもをまた
大切にして下さる様な働きにもなって来る、と言う事なのですね、
先ず、基本中の基本はやはり神様を大切にする、
と言う事ですね、
そしてその神様の、大切にする神様の御働きである、
心の現れである成行きを大切にする、と言う事になりますね
これがやはり信心の基本ではなかろうかと思います
どうぞよろしくお願いいたします
ありがとうございます
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