天地金乃神様の御心の声に耳をそば立てよ (2021-10-06)

 今日も和賀心学 (2021-10-06)

 - より良い暮らしと心の成長を求めて -

私どもはとかく、神様、私の話を願いを聞いて下さいと言う事の方が多い様に思う。今朝頂くのは、もっと神様の声に耳を傾けよと、いや傾けると言うより神様の御心の声に耳をそば立てよと頂く。一方的に話すばかりではなく相手の言い分も聞く姿勢が要る。勿論天地金乃神様の御心の内に耳をそば立てねば。

ご覧頂き有り難うございます。

（和賀心教典 466頁）

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合掌

中原博信

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御理解第91節

もとをとって道を開く者は　あられぬ行もするけれども

後々の者は　そういう行をせんでも　みやすうおかげを受けさせる

教祖は天地の心と人間氏子の心が一つになって拝み合い

あいよかけよで立ち行くことを

神にとっても氏子にとっても最高の幸福として　その原点を追求せられ

実意丁寧神信心によって体得せられたのがお道である

容易うおかげが受けられると言うても

幸福になるための当然の理を教えられても

計算違い思い違いをしては

よい答えは出てこない

男と女が合体すれば子供が出来る

5 + 5 = 10 の答えは当然の理である

天地の心と　人間の人間氏子の心が

一つになって拝み合いと有ります

今朝は耳と言うのでしょうか

耳を傾けると言う様な事を頂いたのですけれども

天地の心と人間の心が一つになると　とかく私どもは

私どもの願いを神様に聞いて頂きたいと　聞いて頂こうとします

片便の願い捨てであろうがと言われますが

片便の願い捨てにしているのは

どちらかと言うと

人間の方ではないでしょうかね

聞き上手は話し上手　逆ですかねぇ

話し上手は聞き上手　どちらが後先か忘れましたけれども

聞くと言う事が実は大切だと

言う事だと思いますね

ところがとかく私どもは　神様に聞いて頂く

言わば私どもが神様に願い事を願う

こちらの方が話す

こちらの方から話しかけると言うのでしょうか

それも話しかけるでも　何か困った時　困った事

問題が起こって来た時に初めて話しかける様なものだと思いますが

万事が順調に上手く行ってる時には

話しかける事も致しませんねぇ

その何か事が起こった時に　神様に話す

そして神様に　私どもの願いを聞いて頂こうとする

神様に聞いて頂こうとする　けれども

私どもが神様の言われる事を聞こうと言う姿勢が少ない様に思いますね

そのなる程神様に聞いて頂く

と言う事も大切ですけれども

逆に　神様が仰ろうとする事を

私どもが聞くと言う事もまた大切だと思いますね

それは特に　今朝は　神様の声を聞くと言うのか

神様の心の　御心の声を聞く　と言う事が大切だと

その神様の心の声

そこに耳をそば立てなければならないと言う事なのですね

片便で願い捨てであろうがと言われる

その片便にしているのは　どちらかと言うと私どもですねぇ

神様のそれこそ心の声を聞こうとしていない

右と願えば　そしてそこに　神様が　そうではないよ

左の方が良いよと仰って下さっているのかもしれない

しかしその神様の御心の声を聞こうとせずに

ただがむしゃらに右だ右だと願う

そして左になった時には　ああ自分の願いが叶わなかった

叶わない　と悲しくなってしまう　難儀に思ってしまう

そこにはもっとそれ以上の

神様の御思いが有られるのかもしれない

今右へ行くのは未だ早い

もう少し待って　もう少し先に右に行った方が良い

今はとりあえず左に行った方が良い

と言う事かもしれませんね

ただ自分の言う事だけを聞いてもらおうとする

そこに神様と私どもとの間の行き違いと言うのでしょうかねぇ

ミスアンダースタンディングと言うのでしょうかねぇ

誤解の様なものも生まれて来るのかもしれませんね

先ずは私どもが　それこそ謙虚にと言うのでしょうか

神様が何を仰って居られるのだろうか

神様の御心の内は何だろうかと

神様の御心の声　心の声に耳を傾ける

いや傾けるだけではない　耳をそば立てる

そして神様の心の声を聞こうとする

そこに初めて聞こえて来るのではないでしょうかねぇ

時には神様が大音声に語りかけて下さる事もあれば

おいおいとヒソヒソ話をする様に　こちらが耳をそば立てなければ

聞こえない　神様の心の声も有る訳ですからね

先ずは私どもが　私の話を聞いて下さい

と言う事も大切ですけれども

それと同時に　神様の心の声を聞かせて頂こう

と言う姿勢がまた大切だと思いますね

どうぞよろしくお願いいたします

ありがとうございます