2023年3月28日火曜日

一切を受けますと腹を決める信心です (2023-03-28)

 今日も和賀心学 (2023-03-28)

 - より良い暮らしと心の成長を求めて -


師匠大坪総一郎師の説かれる合楽理念の根本は土の信心です、即ち土の心です。それは、一切を受けますと腹を決める信心です。私ども人間は嫌だと言っても受けざるを得ない存在です。ですから先にこちらから、一切を受けますと腹を括った方が楽です、そしてそこから新たな世界が開かれて来ます。


ご覧頂き有り難うございます。

(和賀心教典 104頁)


ビデオ: https://youtu.be/5cczRbAwSk0

音声のみ(データ節約): https://www.gorikai.wagakokoronet.org/nakahara-gorikai/audio/2023-audio/03-audio/Wagakokology_Labo-jp-2023-03-28.mp3


合掌

中原博信

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御神訓




神の恵みを人知らず

親の心を子知らず




千万の富にもまして嬉しきは

親子仲よくつつがなく 生きる身の幸




親神の思いにくらぶれば

万分の一にも足らねども 誠のしるしと受けさせ給え




こころよきは子の親を

大切にする状ほどに うれしき事はなかりき




如何ならむ

宝といえど孝行の 徳ほど宝はあらじとぞ思ふ




子の思い

親の思いと交ふとき 神の心に交ふ時とぞ知れ




神の恵みを人知らずと、

神様が恵んで下さるものを、




神様が恵んで下さっている事と、

人間が分からないと、




神様の御心に沿う生き方、と言う事を申されますね、

合楽理念は、神の心を心とする生き方だと、




も、師匠大坪総一郎師は教えて下さいます、




その、今朝頂きますのは、

合楽理念の根本は何かと、




私ども人間に、何を伝えて居られるのか、

どう言う心を作れと仰って居られるのか、




それはなる程、天地日月の心を目指しなさい、

と言うわけですけれども、




そのまず根本精神と言うのでしょうかね、

それは土の心だと、いわゆる受けて受けて受け貫く心、




一切を受けて行く、受け貫く心を持つ事、

先ず、その覚悟をすると言うのでしょうかね、




これが合楽理念の根本だと、




そしてまた私どもが、一切のものを受けて行きます、

受けさせて頂きます、と言うその覚悟を作ると言うのでしょうかね、




持つと言うのでしょうかね、

その一切を受けます、と言う覚悟を持つ事、つける事、




それがまず人間に一番大切な事だと、合楽理念の根本だと、

そこから先にどうなるかは、これは正直言って分からない、




神様の御心次第、と言う事になるのでしょうかね、

私どもの覚悟次第、と言う所かもしれませんね、




人間は、好むと好まざるとに関わらず、

身の上に降りかかって来る事を受けざるを得ない、




のが人間でありますね、

嫌だと言っても起こって来る、




例えば、戦争などもそうですね、自分で戦争は嫌だと言っても、

誰かが戦争を起こして、巻き込まれてしまう、




先日も、日本では交通事故が有ったそうですね、

亡くなって居られますね、




正に予測のつかない事態ですね、

対向車線の事故が、こちらの車線に及び、そして亡くなると言う、




考えもつかない、防ぎようの無い、

ほんの一寸したタイミングの、




それこそあと 1秒早く、その場所を通っておったら、

事故にはならなかったの、




巻き込まれる事はなかったのでしょうけれども、

ほんの一寸した瞬間の、正に奇跡的な事ですね、




事故と言うのも、

奇跡的な何かと、思いますね、




そう言う私どもの身の上に起きて来る事柄を、

人間は受けざるを得ないのが人間でありますね、




それこそ、その運命から逃れたい、

と言っても逃れられない、




例えば、不老不死の薬を求める、不老長寿の薬を求める、

若返りの薬を求める、と有りますけれども、




老いるものを止める事は出来ませんね、

いつまでも生きると言う事も、またこれは出来ません、




どうあがいても、やはり死ぬ時は来ます、老いて行きます、

その受けざるを得ない、のが人間であると言う事も言えますね、




そして不測の事態が起こって来る、

避けようの無い事態も中には起こって来ます、




そう言うものを、受けざるを得ないものを、

どう受けて行くか、




受けて行くかと言うよりか、受けざるを得ないのが人間である、

とまず観念して、それならばこちらから積極的に受けて行こうと、




よし、それならば、一切のものを受けるぞと、

その、一切を受ける、と言う腹を作る、




これがまず土の心ではないでしょうかね、




そしてその、一切を受ける、と言う腹を作った所から、

これは不思議と運命が変わって来ると、言うのでしょうかね、




そんなものは受けたくない、逃れたい、

と、もがけば、もがくほど絡まって来ると言うのか、




もがけば、もがくほど土沼に落ち込んで行く、

と言うのでしょうかね、心の問題ですね、




その受けざるを得ない、私どもなのですから、

逃れようの無い私どもなのですから、




それを逃れようと、もがくのではなく、スッキリと受ける、

身の上に起きて来る事一切を受ける、と腹を括る、腹を決める、




そうせざるを得ないのですよね、




実際、生きようと思っても、飛行機の事故などで、

生きたいと思っても、生きようがない事も有りますしね、




それこそ津波であったり、天変地異であったり、

その中で、何とかしたいと思っても、どうしようも無い事も有ります、




人間的な努力で何とかなる事も

有りますけれども、




何とかなったからと言って、

たかが知れてると言う事でもありますね、




例えば、もうあと何億年かかるのかは知りませんけれども、

太陽が燃え尽きてしまいます、




人間が生き延びる為には、

どこかへ、別の惑星へ移住するのか、




太陽が燃え尽きるのを止めるのか、

そんな事は出来ない相談でしょう、




ですから今はたとえ 5年、10年長らえたとしても、何億年か先には、

人類が、いやこの地球自体が、冷えた星になってしまう、




温暖化を叫ばれておりますけれども、

もうそれこそ、それはここ何十年かの話でしょう、




何万年と言う単位からすると、

今度はまた冷えて来るのかもしれません、




それをミスミス放っておけと言う事ではありません、

受けざるを得ないのが人間だと言う事です、




ですから先ずは、受けるぞ、と言う腹を作る、

腹を括ると言う事です、




そしてそこから、不思議な神様の御働きが

また現れて来ると言う、




人間を幸せにせずにはおかん、と言う神様の御働きが

不思議と現れて来るものなのですね、




その前に、まず私どもが、一切を受けるぞ、受けます、

と言う腹を括らなければならないと、言う事なのですね、




また腹を括った方が楽だと言う事です、




そしてその腹を括れば、神様がその腹をご覧になったら、

そこからまた別の御働きが起こって来るものなのですね、




神様は、結局、私どもが、

一切を受けざるを得ない私どもであるのですけれども、




自らが、受けます、と受けるその腹を作る、

それをご覧になりたい、ような感じが致しますね、




そしてその腹を作った、一切を受けます、

と言う腹が出来た暁に、




不思議なものですね、

そこから、また新たな働きが起こって来ると言う、




合楽理念の根本は土の心です、一切を受けます、

と腹を括る事です、そこから、世界がまた変わって来る、




どうのこうのと言っても、

受けざるを得ないのが、人間なのですから、




受けます、とまず先に腹を括った方が勝ちだと、

言う事にもなりますね




どうぞよろしくお願いいたします




ありがとうございます



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