今日も和賀心学 (2023-03-09)
- より良い暮らしと心の成長を求めて -
今朝頂きますのは、人間はとかく自分の都合を相手に押し付けようとすると。自分の都合が叶えばおかげを頂いたと言い、叶わなければおかげを下さらなかったと思う。人間はせいぜい1歩か2歩先の事を考えるが、神様は10歩も100歩も先の事を考えて今の都合を下さっている。神様の御都合に任せる生き方を学ばねば。
ご覧頂き有り難うございます。
(和賀心教典 220頁)
ビデオ: https://youtu.be/eOKoo1Zzt28
音声のみ(データ節約): https://www.gorikai.wagakokoronet.org/nakahara-gorikai/audio/2023-audio/03-audio/Wagakokology_Labo-jp-2023-03-09.mp3
合掌
中原博信
-------------------------------------------------------
御理解 第9節
天地金乃神は宗旨嫌いをせぬ
信心は心を狭う持ってはならぬ
心を広う持っておれ、世界を広う考えておれ
世界はわが心にあるぞ
せまい心で大きな願いをたてても無理なはなしです
先ずは広い心を願い、その修行をせねばなりません
だまって治める信心、即ち土(どろ)の信心
心は自ずと大きく広く豊かになってまいります
清濁一如の信心もわかります
大願の氏子の上には特別の
親神さまの働きが受けられます
大願の氏子、と師匠が仰って居られます、
大願の氏子の上にはと、
この大願の氏子と言うのにも、
2つ意味が有るように思いますね、
一つはそれこそ私どもが大きな願いを持って居る、
私どもの大きな願い、が有る氏子と言う事でしょうかね、
と、もう一つはそれこそ、神様の方がこの氏子には、
と大きな願いをかけて居られる、
その大きな願いがかけられた氏子、
と言う事でしょうかね、
昔、ある直信先覚の先生に、確か、大願を成就させる、
と言う様な事を教祖様が仰られたと言う事ですけれども、
そこにもやはり大願を成就させる、
と言うやっぱり 2つの意味合いが有りますよね、
その願う氏子の持っている大きな願い、
が成就する、と言う事と、
その氏子にかけられた神様の大きな願い、
それが成就する、と言う事でも有りましょうね、
その大きな願いと言うものが、
氏子が願う願いと、神様が願われる願いとが一つになれば、
これほど結構毛だらけな
有難い事は有りませんね、
その私どもが願う願い、と、
神様が私どもに願われる願い、とが一つになる、同じになる、
そう言う私どもの心のお育てを
頂かなければなりませんね、
今朝頂きます事は、人間はとかく、
自分の都合を相手に押し付ける、と言う様な事を頂きます、
確かに思うてみると、そうですね、
何でもやっぱり自分の都合を相手に押し付けようと致します、
そしてまた、自分の都合が上手く行くように
神様にお願いいたします、
そしてその自分の都合が、都合よく叶った時に、
ああおかげを頂いたと思います、
そしてその都合よう行かなかった時に、おかげを落としたとか、
神様がおかげを下さらなかった、と言った様な思い方を致しますね
どこまでも人間は自分の都合ばかり考える、
と言う事ですね、
またの御教えに、師匠は、神様の算盤は
人間の算盤よりか遥かに大きいとも教えて下さいますね、
そしてまた私どもが先の事を見る、と言えば、
それは 1歩か 2歩かの先かもしれませんけれども、
それこそ神様は、
もっと 10歩、100歩も先の事を考えて下さっている、
ですからその 100歩も先の事を考えて下さって居る神様の御都合と、
1歩か、2歩か先の事しか考えてない私ども、人間の都合、とに、
そこにかけ離れたものが出来て来ても、
これは不思議ではありませんね、
そして私どもは、自分の今の都合を神様に叶えてもらおうとしたり、
相手の人に、自分の都合を押し付けようとします、
そして自分の都合が叶えられる事だけを願ってしまう、
この御道に信心を頂き、この神様に御縁を頂いたからには、
自分の都合と言うものを引っ込めて、
神様の御都合に合わせる生き方になる事だと、
その神様の御都合に合わせて生きる生き方を稽古させて頂く、
それがこの御道の信心だとも言えますね、
それは、私どもの願い、それが大きな願いであったとしても、
ただ私どもの私願による願いであったのではつまらない、
と言う事ですね、
それが神様が願われる願いと一つになる、
言わば私どもの、自分の都合だけを願う、
自分の都合を相手に押し付ける、
神様に、自分の都合が叶いますようにと、
自分の都合の良いように行きますようにと、願うその願いから、
神様の、私にかけられる願いが成就しますようにと、
いわゆる神様の大願が成就しますようにと言う願い、
思い方へと、私どもの心が育って行くと言う事ですね、
自分の都合ばかりを相手に押し付けようとするのではなく、
神様の御都合が成就する事、神様の御都合に合わせる生き方、
を学ぶと言う事でしょうかね、
その神様の御都合に合わせる生き方をして行く所に、
それこそ神様の、私どもにかけられた大きな願い、も成就して行く、
と言う事になるのではないでしょうかね、
とにかく私どもは、
とかく自分の都合を相手に押し付けようとするものだと言う事、
その自分の都合を押さえて、
神様の御都合の中に生きさせて頂こうと、
神様の御都合を先に立たせる生き方、と言うのでしょうかね、
そう言う稽古をさせて頂かねばなりませんね、
そしてその神様の御都合を先に取る生き方、
それこそが、成行きを大切に尊ぶ、
と言う生き方になるのではないでしょうかね、
どうでも自分の都合ばかりを相手に押し付ける、
そう言う生き方から、
神様の御都合に沿うての生き方、
に変えさせて頂きたいものですね
どうぞよろしくお願いいたします
ありがとうございます
0 件のコメント:
コメントを投稿