今日も和賀心学 (2023-02-03)
- より良い暮らしと心の成長を求めて -
師匠大坪総一郎師の御教えに、悟りを得る為の修行、悟りを得てから修行、悟りを得てからの修行が天地に通う、と言う様な御教えがある。成行きを尊ぶでもその動機、心根が幾つか有る。言われたから尊ぶ、自分の利益の為に尊ぶ、神様の利益の為に尊ぶ。神様の利益の為に成行きを尊ぶ時に初めて天地に通う。
ご覧頂き有り難うございます。
(和賀心教典 289頁)
ビデオ: https://youtu.be/tty9nrfQXOA
音声のみ(データ節約): https://www.gorikai.wagakokoronet.org/nakahara-gorikai/audio/2023-audio/02-audio/Wagakokology_Labo-jp-2023-02-03.mp3
合掌
中原博信
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御理解 第32節
女が菜園に出て菜を抜く時に、
地を拝んで抜くというような心になれば、おかげがある
また、それを煮て食べる時、
神様いただきますというような心あらば、あたることなし
実験実証させて頂く信心の「いろは」です
大地を拝む気になり、すべてに頂きますという合掌の心
今まで気づかなかったおかげの元が、
そこにもここにもある事に気づかされます
信心とは一切を拝み、一切を頂きますと言うことだな、
とわかります
一切を拝み、一切を頂きますと、
その頂く、何の為に頂くのか、
ただ頂くのか、と言う事ですけれども、
師匠大坪総一郎師の御教えの中に、
悟りを開く為の修行、そしてその悟りを開いてからの修行、
と言うのが有りますね、
そしてその悟りを開いてから、悟りを得てからの修行、
それが天地に通う、と有ります、
悟りを得る為の修行、
ではまだ天地には通わない、と言う事ですね、
そしてその悟りを得てからの修行、それが天地に通うのだと、
初めて天地に通うと言う事になりますね、
ところが、私どもはどうもその、悟りを得る為の修行、
と言う段階で止まって居る様な感じが致しますね、
また悟りが開けた、分かったと言う段階で、更にそこからの
悟りを得てからの修行、と言う精進が足りない様な感じが致しますね、
だから、そこに天地に通うと言う様な働きが起こって来ない、
師匠の場合には、その信心始めは、生まれたてて、生まれる前から、
と言う事でしょうけれども、ある時点からは、
その悟りを得てからの修行、と言う事になって居られますから、
その事が天地に通って居られたのだと思いますね、
それは、どう言う事かと言うと、
師匠の御教えの一つに、
成行きを大切に、と言う事を教えて下さいます、
成行きを大切に尊びなさい、
その問題は、動機と言うか、心根なのですね、
よくお金儲けと言う事を申します、お金を儲けます、
儲けようと一生懸命働きます、
それがどう言う動機でお金を儲けようとするのか、
と言う事なのですね、
ある人は、それこそお金を儲けて、
その儲けたお金で美味しいものを食べ、
あるいは良い車を買い、そして好きな事をして遊ぶ、
その自分が好きな事にお金を使う、
勿論、自分自身を喜ばせると言うのか、
好きな事をして遊び、美味しいものを食べて、
良い車に乗って、あるいは綺麗な車を、失礼、綺麗な洋服を着て、
あるいは宝石を身に着ける、と言った様な、その為にお金を使う、
その為にお金儲けをしようと言う、
またある一方には、その儲けたお金を社会貢献の為に使おう、
世の中を良くする事の為に、困った人を助ける事の為に、お金を使う、
その為のお金を儲けよう、と働く人も居られますね、言わば、
同じお金を儲けるでも、その動機が違う、心根が違うわけですね
さあどちらの心根が、動機が、神様の御心に通うだろうか、
と言う事になりますね、
私どもが、成行きを大切に尊ぶ、それは、師匠が教えて下さるから、
そう教えて下さるから、成行きを大切に尊ぶ、
先ずはここからだと思いますね、
言わば親の言い付けを守る、
四神様が、でしたかね、親様が言われるからと、
その親様が言われるからと、親の言い付けを守る、
師匠が、成行きを大切に、と教えて下さるから、
だから、成行きを大切にする、
と言うこれが一番の入り口なのではないでしょうかね、
そしてそこから、そうやって成行きを大切にすると、
今度は、なるほど成行きを大切にすれば良い事が起こって来るな、
と言う体験が生まれて来ますね、
そしてその成行きを大切にすれば、これはおかげが頂けれる、
と言うそう言う体験を沢山積み重ねる事によって、
私どもの心が育ち、言わば神様の願いが成就する、
そう言うお役も立たせて頂こう、
神様のお役に立たせて頂こう、と言うある意味、
神恩報謝の心が出て来ると言うのでしょうかね、
そしてその神様の願いが成就する事の為に、
お役に立とう、
そしてその成行きを、神様の願いが成就する事として、
成行きを大切にしよう、尊んで行こうと言う所へ心が育って来る、
その動機が変わって来るわけですね、
また本当は変わって来なければならない、
その少なくとも 3つの段階が有る、大きく分けてですね、
言われたからする、と言う時代、
そして自分の利益の為に、成行きを尊ぶ、と言う時代、
ここ止まりな事が多い様な気が致しますね、
最初は、言われたから、成行きを大切にする、
そして次は、自分の利益の為に成行きを大切にする、
そしてそこから愈々悟りが開けて、3つ目の神様の願いが成就する為に、
言わば神様の利益の為に成行きを大切にする、と言う段階ですね、
この 3つ目の段階は、師匠が、
これからは右にして下さい、左にして下さいとは願いませんと、
言わばこれは、我情我欲を捨てた姿ですね、
ですから、神様の願いが成就する為ならば、
言わば自分の利益になる事はもう捨てますと、
自分の利益ではない、神様の利益になる事の為に、
成行きを尊ばせて頂きます、大切にします、
その神様の利益になる事の為の修行として、
受けさせて頂きます、
と言うわけですから、
もうこれは自らの我情我欲を捨て去った姿ですね、
それで、神様の利益の為に成行きを尊びます、と言うわけですから、
その受けて行きます、神様の利益の為に受けて行きます、
ともう、自分の利益は、どうでも良いと言う世界ですからね、
これならば、神様の御心に通わないはずは有りませんね、
そう言う師匠が成行きを尊び、大切にされたと言うその姿は、
自らの利益になると言う世界から、もう一歩踏み込んで、
神様の利益の為に成行きを頂かれた、と言う世界ですね、
この世界に入って初めて、
成行きを大切にすると言う事が、天地に通う、
と言う事になると思いますね、
正に悟りを得るまでの修行、
そしてその悟りを得てからの修行、
師匠の場合は、その悟りを得てからの修行であったと、
悟りを得てからの成行きを大切にする、尊ぶ、
と言う世界に居られたと、だからこそ、神様の御働きが
そこに十全に現れたと、言う事になるのではないでしょうかね、
私どもはまだ、その師匠が言われるから、
成行きを大切にする、
あるいは成行きを大切にすれば、自分の利益が生まれるから、
と言うのか、自分の利益になるから、成行きを大切にする、
と言うこの世界で止まって居る事が多いですね、
そこの世界に、で成行きを尊ぶ、と言う事では、
未だ未だ天地に通う程しの成行きの尊び方ではないのですね、
自分の利益を捨て去って、我情我欲を捨て去って、
神様の利益になる事、その事一本に絞られた時、
そこに成行きを尊ばれた時、
初めて、天地に通う成行きの尊び方、と言う事になりますね
どうぞよろしくお願いいたします
ありがとうございます
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