2021年11月27日土曜日

信心修行の第一として成行きを大事にする (2021-11-27)

 今日も和賀心学 (2021-11-27)

 - より良い暮らしと心の成長を求めて -


大概は難儀から逃れる為に信心をするのであろう。それはそれで良いのだが、いつまでも難儀から逃れる事が主眼であったのでは成行きを尊ぶ事は難しい。よし信心をするぞと信心そのものに主眼が置かれるようにならなければならない。何事にも稽古は付き物、信心修行の第一として成行きを大事にするのである。


ご覧頂き有り難うございます。

(和賀心教典 173頁)


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合掌

中原博信

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御神訓




疑いを去りて信心してみよ

みかげはわが心にあり




拝む気になる おかげがあります

改まって信心すれば心が助かります




本心の玉を研く気になって信心すれば

お徳が受けられます




信心をする さあ信心をすると言うのは

何の為にするのかと言うよりか




どう言う経緯で信心をする様になったのか

例えば 大体は難儀から逃れたい




難儀から逃れる為に信心をする

助けてもらう為に信心をすると言うのが大概だと思いますね




そして そうなりますと

難儀から逃れる為に信心をする




そして師匠にお願いをする お取次ぎを頂く

そして師匠が御理解を下さる 教えて下さる




成行き大事にしなさいと教えて下さるから成行きを大事にする

土の心で頂きなさいと言われるから土の心で頂こうとする




大体そう言う流れだと思うのですけれども

これではキツいですねぇ 中々成行きを大事にすると言う事が難しい




土の心になると言う事が難しい

それは難儀から逃れたい為の信心だからですね




信心をすると言う事が第一義ではない

難儀から逃れると言う事が第一義だからですね




だからどうしても教えに取り組むと言う事でも

二の次になると言うのか




よっぽど難儀から逃れたいと言う思いが強くて

この教えを行ずれば難儀から逃れられる




と言う事が腹に入ってしまえば

教えに取り組む事にもなるのでしょうけれども




中々そうはなりませんねぇ

ですから難儀を克服する為と言うのか




難儀から解放される為に信心をすると言う私どもの

その思いと言うのでしょうかねぇ 何と言うのでしょうかねぇ




それを一掃してしまわなければならない

そして純粋に信心をすると言う所に焦点を変えて行かなければならない




難儀から逃れる為の信心ではなく

信心をするのだと そして信心をすると言う事が主眼になる訳ですね




そしてその信心をしておったら

難儀も無くなったと言う事になる訳です




ですから私どもの主眼点と言うのでしょうかねぇ

それが難儀から逃れると言う事ではなく




信心をする と言う事に

主眼が移って行かなければならない




そしてそれが信心をすれば難儀が無くなる

と言うそれはそれで良いのです またそうであるべきですからね




ただその主眼と言うものが

信心をすると言う事になって行かなければならないと言う訳ですね




そしてその信心をさせて頂こう と言う気になる

そしてその信心をするには さあどうしたら良いか




この御道では

師匠の許で信心の修行をさせて頂くにはどうしたら良いか




修行は付き物のだと 信心の修行をさせて頂こう

と その信心の修行をさせて頂こう




そしてその修行の一環として

成行きを大事にさせて頂くと言う所に定まった時に




成行きを頂く事が頂き易くなりますね

信心をすると言う事が先ず第一だと言う事なのです




そしてその信心には修行が付き物だ

柔道をする そしたら柔道の稽古がやはり有る訳ですからね




テニスをしようとする そしてテニスの稽古が有る訳ですから

その信心の稽古 それが成行きを大事にすると言う事が信心の稽古だと




そう言う観点から頂くと

私どもの身の上に起こって来る成行きに対する姿勢が変わって来ますね




難儀から逃れる為に成行きを大切にしようと言うのでは

これは逃げ腰ですけれども




先ず信心をさせて頂こうと 信心をしようと言う腹が決まって

よし信心をする その為には修行をしよう




そして成行きを大事にする事を修行とさせて頂こう

とそこに腹が決まると




さあ今度は この成行きをどう言う心で取り組もうか

土の心で取り組もうか 天の心で取り組もうか




日月の心で取り組もうか

と言う事になって来ますね




ですから先ずは信心をさせて頂こう 信心をするぞ

と言うその腹決めが先ず第一だと




そしてその信心をするからには

信心の修行をさせて頂こう




そしてその信心の修行と言うのが

成行きを大事にすると言う事だと言う事ですね




その順番と言うのでしょうかねぇ 動機の順番が違ってきますと

中々本当の事に成り難い 人が助かると言う事にも成り難い




難儀から逃れる為に信心をしようと言う信心では

どれだけ信心をしても真の助かりと言う事には中々辿り着かない




先ずは信心をさせて頂こう と言うそのそこに焦点を置いて

その為にはどう言う修行をさせて頂こうかと言う事になって




成行きを大事にする事を修行とする そこには信心の進歩があり

神様が愈々助かりの世界へと導いて下さる




ですからその出発点が

確かな所に焦点が置かれていないといけない




その出発点は 信心をするぞ 信心をさせて頂くぞ

と言う所でなければ その先の進歩の具合が違って来る




と言う事になりますね




その構えと言うのでしょうかねぇ

モチベーションと言うのでしょうかね




そこを 信心をするぞと 信心をさせて頂くぞと

そこに置く事が大切だと言う事ですね




どうぞよろしくお願いいたします




ありがとうございます



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